【クールビズ】失敗しない!「きちんと感」を保ちつつ差別化する大人のビジネスウェア術


夏のクールビズの装いありがちなのが、快適さを求めすぎて奇麗めコーデにしたつもりでもなんかカジュアルっぽい、、、無難な着こなしすぎてなんかおしゃれに見えない、、、

そんな経験はありませんか?

この記事では、プロフェッショナルな印象を保ちながら、周囲と差をつける洗練されたクールビズスタイルを実現するための具体的なビジネスウェア術を解説!!

アイテム選びから着こなしのコツ、そして避けるべきNG例まで、明日から実践できる秘訣をお届けします。

1.クールビズで「きちんと感」と「差別化」を両立する着こなし術

夏のビジネスシーンでは、涼しさだけでなく、プロとしての「きちんと感」と、あなたの個性を引き出す「差別化」を両立させることが重要です。

色使い、素材選び、そしてシルエットの3つのポイントを押さえ、快適さと品格を両立した着こなしを楽しみましょう。

色使いで差をつける「大人配色」のコツ

クールビズ期間は明るいトーンが増えますが、涼しげでありながら品格を保つ色使いが肝。

  • 基本色: ネイビーやグレーを基調にすることで、知的で落ち着いた印象を与えます。基本はボトムに持ってくるのが一番楽です。
  • アクセントカラー: インナーに爽やかなブルーや淡いグリーンを取り入れると、涼しげな雰囲気に。上のネイビーやグレーは比較的どんな色とも合わせやすいので、トップスにこのアクセントカラーをもってくるとコーディネートしやすいです。
  • 小物で個性を: パステルカラーやアースカラーのポケットチーフなどをさりげなく加え、派手にならず洗練された個性を演出しましょう。

素材で快適さと上質感を両立させる

暑い季節のビジネスウェアでは、快適性と見た目の上質感が不可欠。

  • 基本: 通気性や吸湿性に優れた素材を選びましょう。
  • 質感: 安っぽく見えないハリのある質感を選ぶことが、大人のクールビズには重要です。
  • 機能性素材: 吸汗速乾性、ストレッチ性、防シワ性などの高機能素材を賢く取り入れれば、快適さと上質感を両立できます。
    • 注意: リネンは涼しいですがシワになりやすく、シアサッカーは清涼感があるもののカジュアル寄りのため、TPOや他のアイテムとのバランスを考慮しましょう。また、ポリエステル100%の素材もややチープな印象になるので、綿×ポリエステル等がおすすめです

シルエットで洗練された印象を作る

どんなに良い素材や色を選んでも、サイズ感が合っていなければ台無しです。ジャケットを着ないクールビズでは、シャツやパンツのシルエットがより際立ちます。

  • 基本: だらしなく見えない「ジャストサイズ」が鉄則。窮屈すぎず、適度なゆとりも確認しましょう。
  • シャツ: 肩幅がぴったり合い、袖丈は手首が隠れる程度が理想です。ポロシャツの場合も同様です。サイズがタイトすぎると窮屈そうに、ゆったりしたサイジングだと休日感がでがちです。
  • パンツ: 丈は靴にかかるか、または、私の意見ではくるぶし下端くらで合わせるとすっきり見え、洗練された印象とスタイルアップ効果が期待できます。

2.オフィスでの好感度を上げる「きちんと感」キープ術

クールビズ期間中もビジネスパーソンとしての信頼感を損なわず、オフィスでの好感度を維持するためのポイントを、シャツ、ジャケット、足元に焦点を当てて解説します。

シャツの選び方と着こなしのポイント

クールビズの主役であるシャツは、全体の印象を大きく左右します

  • 襟の形: ノータイでも様になるワイドカラーやボタンダウンが定番です。
  • : 無地、細めのストライプやチェックなど、ビジネスに馴染む控えめな柄を選びましょう。
  • 素材: 通気性の良いコットン、リネン混紡、機能性素材がおすすめです。
  • 着こなし:
    • タックイン/タックアウト: 基本はタックインで「きちんと感」を出すのがおすすめ。裾が短めのシャツならスマートなタックアウトも可能です。     ※但し、タックアウトはよほどスタイルがよくないと足が短く見えがち       なので個人的にはタックインがおすすめです。
    • 袖まくり: 無造作ではなく、カフス幅に合わせてきれいに折り上げる「ロールアップ」で好印象を与えましょう。

ジャケットを羽織るシーンと選び方

「クールビズだからジャケットは不要」と思われがちですが、大切な商談、会議、来客対応ではジャケットが信頼感を高めます。

  • 素材: 夏でも快適なように、通気性の良いサマーウールやリネン混、機能性素材の軽量ジャケットを選びましょう。
  • 仕立て: 芯地や肩パッドを極力省いた「アンコン仕立て」なら、軽く動きやすい上に適度なカジュアル感を演出でき、クールビズに最適です。
  • : ネイビーやグレーが無難ですが、明るめのトーンなら夏らしい清涼感も演出できます。オフィスに一枚置いておくと安心です。

足元で印象を格上げする

意外と見落とされがちな足元は、だらしないと全体の印象を損ねてしまいます。

  • : ビジネスシーンにふさわしい革靴が基本。クールビズ期間なら、上品なローファーやグルカサンダルのようなカジュアルダウンしたタイプも選択肢に入ります。                                ※ サンダルやスニーカーは職種や社風によっては不適切なので注意が必要です。
  • 靴下: くるぶし丈のフットカバーで素足感を出すのも良いですが、着席時に素肌が見えすぎないよう、ロングホーズを着用することでより「きちんと感」を保てます。
  • 手入れ: 靴は常に手入れを、靴下は清潔にするなど、細部にこだわることで足元から印象を格上げできます。

3.【必見】クールビズの失敗談と避けるべきNGコーディネート

「クールビズだからOK」と思って選んだ服装が、実は周囲に「残念…」と思われているかもしれません。クールビズで陥りがちな失敗パターンと、避けるべきNGコーディネートを具体的に見ていきましょう。

これだけは避けたい!クールビズのNG着こなし例

  • カジュアルすぎるTシャツ・ポロシャツ:
    • 大きなロゴ入り、ヨレヨレ、派手すぎる色柄はビジネスシーンには不適切です。
    • 許容されるのは、無地でシンプル、襟がしっかりしてハリのある上質な素材のものです。あくまで「ビジネス向け」という意識を持ちましょう。
  • シャツのシワやヨレ:
    • シャツ一枚で過ごす機会が増えるクールビズでは、シワやヨレが目立ち、だらしない印象を与えプロフェッショナルなイメージを損ないます。
    • 日々の手入れ(アイロンがけ)を怠らず、忙しい時はノーアイロンシャツを活用し、常にパリッとした状態をキープしましょう。
  • 短すぎるハーフパンツやサンダル:
    • どんなに暑くても、オフィスで短すぎるハーフパンツやサンダルは基本的にNGです。カジュアル感が強すぎ、清潔感に欠ける印象を与えかねません。
    • 極めてカジュアルな職種や社風でない限り、ビジネスシーンでは避けるべきアイテムです。

一見大丈夫そうでも注意!バランスの悪いクールビズコーデ

  • サイズが合っていない服装:
    • ゆったりしすぎているとだらしなく、窮屈すぎると不格好に見えます。
    • 肩幅が合っていないシャツ、丈が長すぎる・短すぎるパンツ、袖丈が合っていないジャケットなどは全体の印象を大きく左右します。
    • 自分の体型に合ったジャストサイズのアイテムを選ぶだけで、清潔感とスマートさが格段にアップします。
  • 小物使いの過剰・不足によるアンバランス:
    • 主張が強すぎる大きなロゴ入りベルトや、ゴテゴテした腕時計はビジネスシーンには不向きです。
    • 全体のトーンと合わないカバンも避けましょう。
    • 上品でシンプルなデザインの小物を選び、全体のコーディネートと色味や素材感を合わせることで、統一感のある洗練された印象になります。足し算と引き算のバランスを意識しましょう。
  • 季節感が合わないアイテムの混在:
    • 冬物のような厚手の素材や、見るからに季節外れなアイテムをクールビズコーデに取り入れると不自然に見えます。
    • クールビズは「夏を快適に過ごすためのビジネススタイル」なので、夏らしい清涼感のある素材や色を取り入れましょう。

ワンランク上のクールビズを実現する厳選アイテム

「きちんと感」と「差別化」を両立できる、高機能素材やトレンドを取り入れたビジネスウェアをご紹介します。

1. 高機能シャツ

暑い夏でも快適に過ごせる、機能性と上品さを兼ね備えたシャツは必須です。

  • 接触冷感・吸汗速乾シャツ: ひんやり感と速乾性でベタつきを防ぎ、清潔感を保てます。見た目は通常のドレスシャツと変わらない白や淡いブルーがおすすめです。
  • ノーアイロン・ストレッチシャツ: シワになりにくくアイロンの手間を省ける形態安定機能と、動きやすいストレッチ性は、忙しいビジネスパーソンに最適です。

2. 軽量アウター(ジャケット・カーディガン)

クールビズスタイルに奥行きと品格を加える、軽やかに羽織れるアイテムを選びましょう。

  • 軽量・ストレッチテーラードジャケット: 薄手で通気性・ストレッチ性抜群のアンコン仕立てがおすすめ。Tシャツの上からでも軽やかに羽織れ、適度なきちんと感を演出。ウォッシャブル機能付きなら手入れも簡単です。
  • 清涼感のあるサマーカーディガン: 冷房対策や羽織り物に。光沢感のある綿麻混紡やレーヨン混素材でVネックデザインを選び、落ち着いたトーンがビジネスシーンに馴染みます。

3. 快適なパンツ・シューズ

全体の印象を左右するパンツとシューズは、快適さと上品さを両立したアイテムを選びましょう。

  • 機能性スラックス系パンツ: 通気性・吸汗速乾性・ストレッチ性を備え、夏でも快適。ウォッシャブル機能付きなら清潔さを保ちやすく便利です。定番カラーを選びましょう。
  • ビジネスカジュアルシューズ: 夏場の革靴の蒸れ対策に。ローファータイプのシューズ、清潔感のあるレザースニーカー、通気性の良いグルカサンダルなどが選択肢に。カジュアルすぎず、落ち着いた色味と清潔感が重要です。

4. 上質な小物

細部にこだわることで、全体の印象を格上げし、さりげない個性を演出できます。

  • ベルト・時計: 上質な革素材のベルトや、シンプルで洗練されたデザインの時計を選びましょう。ベルトは靴の色に合わせるのが基本。           時計のベルトも基本その他の革ものに合わせますが、夏は汗でベルト部の革が傷んでしまうので、メタルタイプのバンドもおすすめ!!
  • 清涼感のあるネクタイ(必要な場合): リネンやニットタイなど、清涼感のある素材や夏らしい色柄を選ぶことで、クールビズスタイルに新鮮なアクセントを加えることができます。                        リネンやニットタイの合わせでいつものビジネスシャツだと生地合わせが少しミスマッチなので、合わせるシャツはピンオックス生地やカラミ織生地などがおすすめです。

まとめ:周りと差をつける大人のクールビズで夏のビジネスを快適に

大人のクールビズスタイルで「きちんと感」と「差別化」を両立するためには、

「快適さ」と「ビジネスにふさわしい品格」を意識することが大切です。

色使い、素材、シルエットにこだわり、清潔感を保つこと。そして、今回ご紹介したNG例を避け、ご自身の体型や職場の雰囲気に合ったアイテムを賢く選ぶことで、周りと一歩差をつける洗練されたクールビズスタイルが実現できます。

今年は10月まで30℃予想ですからね。(もうええでしょう太陽さん、、、)

クールビズコーデもそろそろマンネリ化してくる時期ではないでしょうか。意外と装い一つで朝家をでる際の気分も上がるものです。

今回挙げた着こなし例やおすすめはあくまで個人の意見ですが、ぜひ、少しでも役に立てば幸いです。

あなたらしい夏のコーディネートをお楽しみください。

それでは、また次回のブログで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました